医療法人 仁友会 日之出歯科真駒内診療所

臨床研修医情報

臨床研修医情報

真駒内

何でもできる歯科医師を目指して

【平成17、18年年度研修医 男性】
北海道大学歯学部を卒業し、日之出歯科真駒内診療所に勤務している花新発です。研修医制度が始まる以前から日之出歯科には2年間にわたる独自の研修制度があり、現在私は2年目の研修をしています。

さて皆さんは将来どのような歯科医師になりたいですか?
ぺリオに進みたい、デンチャーの勉強がしたい、口腔外科を極めたい、歯科麻酔科で全身管 理を学びたい等、例を挙げるときりが無いと思いますが、私は「何でもできるようになりたい」と考えていました。「何でもできる」とは具体的に言うと一般的 な歯科治療(保存修復・エンド・ぺリオ・クラウンブリッジ・デンチャー)を高い精度で行うことはもちろん、埋伏抜歯などの外科小手術や矯正治療もできると言うことです。

そんなよくばりな考えをもった私が日之出歯科と出会ったのは大学6年の時。私の考えていた「何でもできる」があたりまえ の世界がそこにはありました。さらに全身麻酔・静脈内鎮静法を用いた幅広い歯科治療と、歯科治療を安全に行うための全身管理がなされていました。「ここしかない」と思いました。そして卒業後、日之出歯科真駒内診療所での研修がスタートしました。

それでは「何でもできる」ようになるための研修とはどのようなものかその内容についてお話しします。診療時間は指導医の診療の見学・アシスト・診療の一部担当・疑問点の質問により知識・技術を学んでいきます。指導医の外来診療だと1日で60症例以上にの ぼりますので吸収すべきことは山のようにあります。患者さんを自分で診る場合も指導医に確認していただき、精度を落とすことなく治療ができます。その際、 患者さんに負担をかけないための最も大事なことの一つにチェアータイムを短くすることがあげられますが、そのためのポイントを症例ごとに指導医のもとで考察します。

診療時間以外は月曜日の「臨床検討会」火曜日の「輪読会」があります。「臨床検討会」では自分の患者さんの治療計画を発表 し、それについて指導医の先生はもちろん、他先生方の意見や考えを十分に聞くことができます。また、最新の論文を抄読したり、学会発表についてのディス カッションがあったりと非常に活発な時間です。「輪読会」では成書の輪読(現在はLindhe臨床歯周病学とインプラント第4版 基礎編)を行い、日々の 臨床をその科学的根拠から吟味しています。

一方実技的なトレーニングは自主性が重んじられており、ファントム、模型上でのTEK・ワッ クスアップ・ワイヤーベンディング等練習したいことはほぼ何でもできる環境にあります。また指導医にトレーニング、例えばファントムでの形成を見てもらい アドバイスをもらうこともできます。1年目の後半からは入院患者さんや急患に対応するため月2回の当直研修、2年目からは往診研修も始まります。

以上が研修内容ですが「百聞は一見にしかず」一度見学に来ることをお勧めします。最後になりましたが、私を含め皆さんが将来どのような歯科医師になるかは卒後3年間をどう過ごしたかでほぼ決まってしまうと言われています。その貴重な時 間を充実させるか否かは本人次第ですが、少なくとも日之出歯科には充実させるに十分な内容があります。これを読んで皆さんの進路選択の一助にしていただけると幸いです。それでは次は当院で会いましょう!

page top

閉じる